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2023/12/03 15:32

コーヒー豆の精製方法には、大きく分けると2つあります。


細かく分けていくと様々な精製方法があるのですが、今回はナチュラル製法とウオッシュド製法についてお話ししていきたいと思います。

販売されているコーヒー豆の銘柄を見てみると、◯◯産△△ナチュラルという感じでしら〜っと名前と一緒に書いてあることがあります。

ナチュラル製法とウオッシュド製法どちらが良いというわけではなく、製法によってコーヒーの味わいが少し変わってきます。

完全に好みの問題となりますが、知っておけばコーヒー豆を選ぶときに「好みの銘柄」に出会える確率が高くなります。

是非、頭の片隅にでも入れておいてください!

①ナチュラル製法


ナチュラルは、収穫したコーヒーチェリーをそのまま乾燥させる方法です。

水をあまり使用しないので、水を確保しにくい地域でも可能な精製方法です。

ナチュラル製法で淹れたのコーヒーは、香りが強く、果実感が強いのが特徴です。

良くも悪くも産地のコーヒー豆をダイレクトに味わえるため、コーヒー豆の品質に左右されます。

例えば、華やかな香りを楽しめるゲイシャ種なんかは、ナチュラルで製法することが多いようですね。



②ウオッシュド製法


ウオッシュドは、収穫後のコーヒーの実からコーヒー豆を取り除く方法です。

大量の水でしっかりと粘液などを落としてから乾燥させるため、癖がなくナチュラルと比べてクリアの味わいに仕上がります。

ウオッシュドで精製するコーヒー豆は、欠点豆が少ない・品質が安定する・味がブレにくいなどが挙げられます。



まとめ


ナチュラル製法とウオッシュド製法の違いをお分かりいただけたでしょうか?

ナチュラルは、収穫してそのまま乾燥。
ウオッシュドは実からコーヒー豆を取り出して水で洗う。

ナチュラルはコーヒー豆本来の味がダイレクトに味わえるのに対してウオッシュドは味のブレが少ないクリアな味わいに仕上がります。

どちらも一長一短ですね。

精製方法を理解してコーヒー豆選びに役立ててください!
他にもハニー製法(パルプドナチュラル)などもあります。

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