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2024/11/01 17:39

ドン・ペペ農園


パナマは太平洋とカリブ海に挟まれ、熱帯性の気候に恵まれた自然豊かな国です。

コーヒーの栽培は、西部のチリキ県バルー火山の山あいで盛んで、多くの中小規模の農園が栽培方法や精製方法に工夫を凝らし、スペシャルティコーヒーの生産に力を入れています。

ドン・ペペ農園が開拓されたのは1898年で、以来5世代にわたって高品質コーヒーの生産に取り組んできた家族経営のコーヒー専業農園で、パナマ初のコーヒー専門会社としても知られています。

バル火山の豊かな土壌と1500~2000mと非常に高い標高に恵まれたドン・ペペ農園は、高品質なコーヒーを生産する農園としても名高く、70Haの土地のうち59Haをコーヒー生産区画に、11Haを自然保護区として農園を経営しています。



世界中に美味しいパナマコーヒーを


100年続く歴史と実績を背景に、厳格な生産体制が敷かれており、1つのエリアに1つの品種を生産する事を徹底しており、品種ごとに理想的な生産区画でコーヒー生産が行われています。

また、小ロットごとのコーヒー生産にもこだわっており、収穫から生産処理、乾燥工程、保管とロットごとに管理がされています。

これらすべてのロットが、パナマとしては珍しく100%アフリカンベッドで天日乾燥がされており、手間暇かけて攪拌や選別を繰り返しながらドライパーチメントに仕上げられています。

農園管理や生産処理においては、農園の土地に暮らす様々な生き物の生態系を第一に考え、環境負荷を減らし水の使用量を削減できるマシンを導入するなど、地球にやさしいシステムを理想に掲げています。

1898年から100年を超える農園の歴史の中で、Don Tony(祖父)代で高品質なコーヒーへの取り組みが大きく変わりました。ドン・トニーは、このボケテの土地にしかない微気候を愛し、この土地にしか表現する事ができないコーヒーを育て、世界中に美味しいコーヒーを届けようと全力を傾けた人物です。

スペシャルティコーヒーの潮流の中において、パナマでいち早く取り組みを開始し、情熱と不断の努力、そしてパナマコーヒーのブランドを構築しようと人生を捧げた姿が、現在のドン・ペペ農園の礎となっています。



トレジャーマウンテン1898

現在は5代目生産者であるJose Humberto Vasquez氏が100年の伝統を引き継ぎ、パナマの良質なコーヒーを世界中にいつまでも楽しんでもらえるように、持続可能で心のこもったコーヒー生産を心掛け、私たちに届けてくれています。

【トレジャーマウンテン1898】
トレジャーマウンテン1898は、1898年から5世代に亘ってコーヒー専業農家として一家で良質なコーヒーを生産してきた歴史。

そして、彼らのコーヒーを100年支え続けている宝であるバル火山の恩恵、微気候を表現したドン・ペペ農園の良質なパナマコーヒーです。ドン・トニーの想いである世界中に美味しいコーヒーを届けるため、トレジャーマウンテン1898は生まれました。


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